PPTXからJPGJavaへ

MS PowerPointプレゼンテーションは、Webまたはデスクトップアプリケーション内から直接表示することはできません。考えられる解決策の1つは、PPTXプレゼンテーションのスライドをJPEGPNGなどの画像に変換することです。上記のシナリオに従って、この記事では、Javaを使用してPPTXのスライドをJPG画像に変換する方法を説明します。

JavaPPTXからJPGへの画像変換API

Aspose.Slides for Javaは、Javaアプリケーション内からPowerPoint自動化機能を実装できるプレゼンテーション操作APIです。さらに、プレゼンテーションのスライドのサムネイルを生成するためのPPTXからJPGへの画像変換APIも提供します。 APIをダウンロードするか、Maven構成を使用してインストールすることができます。

<repository>
    <id>AsposeJavaAPI</id>
    <name>Aspose Java API</name>
    <url>http://repository.aspose.com/repo/</url>
</repository>
<dependency>
    <groupId>com.aspose</groupId>
    <artifactId>aspose-slides</artifactId>
    <classifier>jdk16</classifier>
</dependency>

PPTXからJPGへのJava変換

PPTXスライドをJPGに変換するには、プレゼンテーション内のスライドをループして、それぞれをJPGファイルとして保存するだけです。この操作を実行する手順は次のとおりです。

  • Presentationクラスを使用してPowerPoint PPTXファイルをロードします。
  • Presentation.getSlides()メソッドを使用して、プレゼンテーションのスライドを取得します。
  • ISlideインターフェースを使用して各スライドにアクセスします。
  • ISlide.GetThumbnail(1f, 1f)メソッドを使用して、スライドのサムネイルをBufferedImageオブジェクトに取得します。
  • BufferedImageをJPGファイルとして保存します。

次のコードサンプルは、Javaを使用してPPTXスライドをJPG画像に変換する方法を示しています。

// PowerPointプレゼンテーションをロードする
Presentation pres = new Presentation("presentation.pptx");

// プレゼンテーションの各スライドをループする
for (ISlide sld : pres.getSlides()) {
	
	// フルスケールの画像を作成する
	BufferedImage bi = sld.getThumbnail(1f, 1f);

	// 新しいファイルを作成する
	File outputfile = new File(sld.getSlideNumber() + "_Slide.jpg");
	
	// 画像をJPEG形式でディスクに保存します
	ImageIO.write(bi, "jpg", outputfile);
}

PowerPoint PPTX

PowerPoint PPTX

変換されたJPG画像

JavaPPTXからJPGへの変換

JavaPPTXからJPG-画像のサイズをカスタマイズ

必要に応じて、変換されたJPG画像を拡大縮小するように寸法をカスタマイズすることもできます。以下は、PPTXからJPGへの変換でスケールXとスケールYの値を指定する手順です。

  • Presentationクラスを使用してPowerPoint PPTXファイルをロードします。
  • スライドの幅と高さをそれぞれ使用して、x軸とy軸のスケーリング値を指定します。
  • Presentation.getSlides()メソッドを使用して、プレゼンテーションのスライドを取得します。
  • ISlideインターフェースを使用して各スライドにアクセスします。
  • ISlide.getThumbnail(ScaleX、ScaleY)メソッドを使用して、スライドのサムネイルをBufferedImageオブジェクトに取得します。
  • BufferedImageをJPGファイルとして保存します。

次のコードサンプルは、PPTXからJPGへの変換でカスタマイズされたスケーリングを適用する方法を示しています。

// PowerPointプレゼンテーションをロードする
Presentation pres = new Presentation("presentation.pptx");

// 寸法を定義する
int desiredX = 1200;
int desiredY = 800;

// XとYのスケーリングされた値を取得します
float ScaleX = (float)(1.0 / pres.getSlideSize().getSize().getWidth()) * desiredX;
float ScaleY = (float)(1.0 / pres.getSlideSize().getSize().getHeight()) * desiredY;

// プレゼンテーションの各スライドをループする
for (ISlide sld : pres.getSlides()) {
	
	// フルスケールの画像を作成する
	BufferedImage bi = sld.getThumbnail(ScaleX, ScaleY);

	// 新しいファイルを作成する
	File outputfile = new File(sld.getSlideNumber() + "_Slide.jpg");
	
	// 画像をJPEG形式でディスクに保存します
	ImageIO.write(bi, "jpg", outputfile);
}

結論

この記事では、Javaを使用してPPTXのスライドをJPG画像に変換する方法を学びました。さらに、PPTXからJPGへの変換で画像に必要なスケーリングを適用する方法を見てきました。 ドキュメントを使用して、Javaプレゼンテーション操作APIの詳細を学ぶことができます。

関連項目

ヒント:ここで説明する変換プロセスの実装を確認するには、Aspose online PPT toJPGコンバーターを確認することをお勧めします。