In This Issue
- ウェルカム!
- 製品スポットライト – Aspose.ASPXpand
- Aspose.Words for .NET 5.0.2.0 リリース
- Aspose.Pdf for .NET バックイン アクション
- Aspose.Words の画期的で新しいデモと記事
- Aspose.Cells for .NET でファイル タイプを自動的に検出
- **Aspose.BarCode for .NET で USPS OneCode バーコードの認識
** - Aspose.Cells for Java 1.9.3.0 リリース
- Aspose.Workflow for .NET を .NET 2.0 用に最適化
- Technical Tip – Excel ワークシートの行の挿入 / 削除
ウェルカム
Aspose Newsletter 2008年 3月号をご覧頂き、誠に有難うございます。今月のニュースレターでは、スポットライト製品として Aspose.ASPXpand 製品を紹介します。また、Aspose.Words、Aspose.Pdf、Aspose.Cells、Aspose.BarCode および Aspose.Workflow の最新リリースで提供する新機能を紹介します。今月の Tech-Tip では、Aspose の最新ニュースとして、Excel ワークシートで行の挿入 / 削除の使い方を紹介します。
製品スポットライト
Microsoft® は、デスクトップ プログラマーが web 開発できるデザイン環境を提供してきました。しかし、web 環境は、デスクトップ開発者が好む多くの機能を持っていません。ASPXpand は、web 開発とデスクトップ開発の橋渡し的な役割を担います。 ASPXpand は、Set Focus と Mask Edit から Auto Complete まで、また Enter Key の処理など、60 以上のさまざまな機能を提供します。ASPXpand は、ASP.NET で提供されるすべてのネイティブ web オブジェクトと動作し、 ASPXpand を新しい APS.NET アプリケーションまたは既存の APS.NET アプリケーションに簡単に追加できます。評価版をダウンロードして、 是非 ASPXpand の機能をお試しください。
Aspose.Words for .NET 5.0.2.0 リリース
今月初めに Aspose.Words for .NET 5.0.0.0 がリリースされました。本リリースで、Office Open XML ドキュメントを公式にサポートしました。本リリースではまた、ODT (Open Document Format) のベータ サポートが含まれます。本リリースは、5.0.1.0 および 5.0.2.0 のリリースに続きました。これら二つのリリースでは、5.0.0.0 からのバグの修正と多くの改良が含まれます。本リリースの詳細は、5.0.0.0、5.0.1.0 および 5.0.2.0 の公式リリース ページを参照してください。最新バージョン Aspose.Words for .NET v5.0.2.0 のダウンロードは、ここから可能です。
Aspose.Pdf for .NET バックイン アクション
3 ヶ月ぶりに、Aspose.Pdf for .NET の新しいホット フィックスがリリースされました。Aspose.Pdf for .NET の最新バージョン 3.6.2.0 では、ストリームに対応した、BindFO メソッドの新しいオーバーロードされたバージョンのサポート、および HTML へバインドする際の認証のサポートが含まれます。本リリースではまた、ImportDataTable と ImportDataView での、テーブルのセルとデータの書式設定用にローカル ハイパーリンクをサポートします。さらに、以前のバージョンからの多くの改良とバグの修正が含まれます。最新バージョンは、ここからダウンロード可能です。詳細は、公式リリースページを参照してください。
Aspose.Words の画期的で新しいデモと記事
製品の機能を確認できるデモ プロジェクトを公開してます。このデモ プロジェクトでは、Aspose.Cells for .NET、Aspose.Words for .NET および約 1200 行のカスタム コードを使用して、Microsoft Excel のワークブックを Microsoft Word ドキュメントに変換します。詳細は、リリースページを参照してください。デモは、ここからダウンロード可能です。PHP プロジェクトでの Aspose.Words の使用方法に関する新しい記事を作成しました。Aspose.Words for .NET または Aspose.Words for Java のいずれかでも使用できます。本記事では、両方のアプローチの賛否両論と基本的なテクニックを紹介します。詳細は、リリースページ を参照してください。記事は、ここから参照可能です。
Aspose.Cells for .NET でファイル タイプを自動的に検出
最新バージョン Aspose.Cells for .NET version 4.4.1.0 では、Excel ファイルを開く際に、自動的にファイル タイプを検出する機能が追加されました。本リリースでは、さらに、Excel2007 XLSX のサポートが拡張され、XLS2PDF 機能が改良されました。また本リリースでは、拡張ピボット テーブルのサポートが追加され、数式エンジンの機能が増えました。以前のバージョンからの多くの改良とバグ修正も含まれます。詳細は、公式リリースページを参照してください。Aspose.Cells for .NET の最新バージョンは、ここからダウンロード可能です。
Aspose.BarCode for .NET で USPS OneCode バーコードの認識
最新バージョン Aspose.BarCode for .NET version 2.4.1.0 では、USPS OneCode バーコード イメージの認識をサポートしました。これで、Aspose.BarCode for .NET 製品は、本機能を持つ最初のバーコード認識コンポーネントになります。Aspose.BarCode は、1D バーコードと 2D バーコードの両方を含む、22 以上のバーコード標準を認識できます。本リリースではまた、以前のバージョンからの多くの改良とバグの修正が含まれます。詳細は、公式リリースページを参照してください。最新リリースは、ここからダウンロード可能です。
Aspose.Cells for Java 1.9.3.0 リリース
Aspose.Cells for Java version 1.9.3.0 がリリースされました。本バージョンでは、Excel ファイルへの円、楕円、四角の追加がサポートされました (OLE オブジェクトしてWord および Excel ファイルの追加も同様)。行および列を挿入する際に、スタイルのコピー、セルの数値の書式設定の取得、およびオートフィルタで非空白 / 空白のセルをフィルタ可能になりました。本リリースではまた、以前のバージョンからの多くの改良とバグの修正が含まれます。詳細は、公式リリースページを参照してください。Aspose.Cells for Java の最新バージョンは、ここからダウンロード可能です。
Aspose.Workflow for .NET を .NET 2.0 用に最適化
Aspose.Workflow for .NET version 1.3.0.0 がリリースされました。Aspose.Workflow は、.NET ベースのコンポーネントで、ビジネス プロセスを自動化するためにワークフローを管理するために使用されます。最新のリリースでは、.NET 2.0 Framework 用に最適化されました。本リリースでは、.NET 1.x と .NET 2.0 のサンプルの更新、ヘルプ ドキュメントの更新も含まれます。本リリースではまた、以前のバージョンからの多くの改良とバグの修正が含まれます。詳細は、リリースページを参照してください。最新バージョンは、ここからダウンロード可能です。
Technical Tip – Excel ワークシートの行の挿入 / 削除
絶えず変更するビジネス ニーズに対応できるように簡単に更新が可能なワークシートが必要ですか? Aspose.Cells API を使用すれば、ワークシートに新しい行、列およびセルを即座に挿入でき、また簡単に削除できます — 僅かなメソッドの呼び出しで綺麗に実行できます。1 から新規でワークシートを作成するか、既存のワークシートで作業するにしても、必要に応じて、ワークシートに余分な行や列を追加する必要が生じる場合があります。または、ワークシートの特定の場所から行や列を削除する必要が生じる場合もあります。これらの必要性を満たすために、Aspose.Cells は、これらのタスクを簡単に素早く実行できるシンプルな API のセットを提供します。本 Tip に関して、Aspose.Cells は二つのメソッド、InsertRows と DeleteRows を提供します。これら二つのメソッドは、パフォーマンスを最適化し、素早く使えて効果的です。
複数行のセットを挿入したり、削除する場合には、ループで繰り返し InsertRow と DeleteRowit を使用せずに、InsertRows と DeleteRows メソッドを使用することを推奨します。**
Aspose.Cells** は、MS Excel で行っていることと同じような動作をします。行や列を追加する場合、ワークシートのコンテンツを下方または右側に移動し、行や列を削除する場合、ワークシートのコンテンツを上方または左側へ移動します。さらに、他のワークシートの参照を行の挿入と削除によって更新します。以下のサンプルで InsertRows と DeleteRows メソッドの使い方を説明します**
[C#]**
//ワークブック オブジェクトのインスタンスを作成
Workbook workbook = new Workbook();
//テンプレート ファイルのロード
workbook.Open(“d:\\test\\MyBook.xls”);
//ブックの最初のワークシートを取得
Worksheet sheet = workbook.Worksheets[0];
//インデックス 2 の行で、10 行挿入 (3 行目から挿入)
sheet.Cells.InsertRows(2, 10);
//5 行削除 (8 行目から 12 行目)
sheet.Cells.DeleteRows(7, 5);
//Excel ファイルを保存
workbook.Save(“d:\\test\\out_MyBook.xls”);
**
[VB]**
‘ワークブック オブジェクトのインスタンスを作成
Dim workbook As Workbook = New Workbook
‘テンプレート ファイルのロード
workbook.Open(“d:\test\MyBook.xls”)
‘ブックの最初のワークシートを取得
Dim sheet As Worksheet = workbook.Worksheets(0)
‘インデックス 2 の行で、10 行挿入 (3 行目から挿入)
sheet.Cells.InsertRows(2, 10)
‘5 行削除 (8 行目から 12 行目)
sheet.Cells.DeleteRows(7, 5)
‘Excel ファイルを保存
workbook.Save(“d:\test\out_MyBook.xls”)
[Java]
//ワークブック オブジェクトのインスタンスを作成
Workbook workbook = new Workbook();
//テンプレート ファイルのロード
workbook.open(“d:\\test\\MyBook.xls”);
//ブックの最初のワークシートを取得
Worksheet sheet = workbook.getWorksheets().getSheet(0);
//インデックス 2 の行で、10 行挿入 (3 行目から挿入)
sheet.getCells().insertRows(2, 10);
//5 行削除 (8 行目から 12 行目)
sheet.getCells().deleteRows(7, 5,true);
//Excel ファイルを保存
workbook.save(“d:\\test\\out_MyBook.xls”);
本ニュースの日本語訳は、エクセルソフト株式会社が提供しています。